怖さ

何かを怖いと感じる時、それは何故だろうと思う。特に人というものを怖いと思う時に、僕は何に対して、それを感じているのだろうかと思う。   なんとなく、わからないことが怖いような気がするけれど、何がわからないのかは...

憤り

幼い頃は、自分の目に見えること、自分の感じることでしか世界を理解できず、世界に何かを働きかけることができると思っている一方で、臆病で、むやみやたらと攻撃的で人を傷つけていたと思う。今もやはり人といると、そういうことをして...

健やかさ

健やかに生きるということは例えば、きちんと睡眠を取り、ちゃんとした食事をして、適度に身体を動かし、知恵を求めて、なるべく簡素で清潔にして、欲を薄くして過ごすことだと思う。 人間には自分というものがあって、これがいろいろな...

均衡点

僕たちが今、そうだと感じていることは、基本的には現時点での均衡だと思う。人間関係にしても、ビジネスの競争優位(あるいは劣位)にしても、世の中の価値観にしても、国際政治にしても、様々なバランスによって、今の状態(均衡点)の...

価値観の集合と選択

社会というのか、集団というのか、そういうもので生きる以上、それを成立させる秩序が必要だと思う。『CODE』の中で著者のローレンス・レッシグは、以下のように記している。 ふつうは、競合する価値観集合を記述して、その中でどう...

今日を生きる方法

生きていると不安を感じる。今日を大切にしよう、と言われても、そんなことはできないと感じる。   「今日が人生最後の日だと思って生きる」、という言葉があるけれど、それは「逆」だとピーター・ティールは説いている。 ...

単純さ

単純であることは、幸せなのではないかと思っている。何に単純さを感じるかは人それぞれだと思うけれど、その人にとって単純なことは幸せに繋がっているように思う。   僕の場合、大切な人といる時間も大切だけれど、1人で...

意味の問題

世の中のほとんどの問題、おそらくはすべての問題は、「意味はわからないけれど、解くことはできる」というものだと思う。 僕は意味という問題にはそれなりに興味があって、意味であったり本質であったりを考えることが好きだと思う。一...

善悪

僕は人には優しくあれた方が良いし、人を殺したり、自殺をしたりということは、とりあえずは調和的でないと思っている。人が悲しむということ、人が死ぬということは、やはり何かを喪う感じがする。   なぜ人を殺してはいけ...

交わること、触れること

生きているといろいろな人や物事に出会うけれど、出会ったとしても、ほとんどは(あるいはもしかしたら、すべては)流れていく。そんなことは当たり前だと思うかもしれないが、なにかと交わってしまった時、触れてしまった時にこそ、いか...