息游堂(そくゆうどう)は、「只今の在り方」について検討することを目的とする試みです。「価値の認識」を中心的な関心において、思考や行為の意味を検討したいと思っています。
名前の由来 – 『礼記』の四焉
「息游」というのは五経の1つである『礼記』の「学記」に見られる、学問のあるべき姿、
焉(これ)を蔵し、焉を脩し、焉に息し、焉に游ぶ。
(礼記 学記第十八)
この「四焉」、いわゆる「蔵脩息游」からいただいています。学問は自らの中にこれを蔵し、脩め、息をするように日常のものとし、ゆったりと流れる黄河の流れのように、優游自適に自然に赴くように身につけるのがよい。(参考:蔵脩息游 – 『礼記』が説く学問の在り方)