マカロン

お父さんがフランス人だという男の子と話していた時に、彼はお父さんが生まれ育った国に行ったことが嬉しかったのだろう、フランスではこんなことがあったよ、ということをたくさん話してくれた。

「フランスのパンはバゲットっていうんだよ」、「それをサンドイッチにして食べるとおいしいんだよ」「カンガルーに餌をあげたんだよ(これはオーストラリアの話だったけれど笑)」と教えてくれる彼を見ていて、素敵だなあと思った。

 

おいしかったお菓子の話もしてくれて、「クッキーのハンバーガーみたいなお菓子」というのが挙がった。バーベキューのマシュマロサンドクッキーみたいなお菓子かな?そんなのもあるんだなと思いながら、なんとなく話は終わってしまったのだけれど、この話を別に人にしたら、「それはきっとマカロンだよ」と教えてくれた。

なるほど、確かにマカロンはクッキーのハンバーガーみたいなお菓子である。

 

知らない言葉を知ることは、もちろん楽しくて、おもしろいことだけれど、大抵のことは、知っていることの組み合わせだったりもする。知らない単語が出てきたとしても、文脈の中でなんとなく意味がわかることもある。

僕は、誰かの名前も含めて、あまり固有名詞に関心を持てなくて、それは反省するのだけれど(実際に、ちゃんと言葉とその意味を知ることで見えることもたくさんある)、マカロンを「クッキーのハンバーガー」と表現できる才能にも憧れるなあと思った。