サイバネティクス

情報化、デジタル化と言われて久しいが、20世紀の中葉に情報・通信の理論化が始まった時点で、それが極限まで突き詰められていくことは予感されていたとも言える。 理論を推し進めることは、近代、そして科学の宿命だと思う。 &nb...

回路

簡単に言えば、「慣れ」ということなのだろうと思うが、人間の身体であったり、思考であったりは環境に適応して硬直しやすいものだと思う。 神経回路に限らず、物事はエネルギーがもっとも低い状態で平衡しようとする傾向があるので、「...

都市計画への関心

「ニューヨークの摩天楼は小さすぎる。十分な大きさではない(とはじめて見たル・コルビュジエ氏は語る)。大きく、そしてもっと間をあけなければならない」。(『伽藍が白かったとき』より) (磯崎新 「ル・コルビュジエに関する七つ...

麻痺と調和

人間に限らず、あらゆる動物がそうなのかもしれないが、少なくとも人間は麻痺していないと、とても生きていられないと思う。 麻痺というより、「知覚や感覚、感情の遮断」というくらいの方が正しいかもしれない。そもそも脳は、受信する...

不用意さ

それなりに気を付けてはいるつもりなのだが、気付かないうちに、不用意に、何かを大切にしたいと思ってしまうなと思う。あらゆるものは、指の隙間からこぼれ落ちていく。こぼれ落ちるのを悲しいとか、寂しいとか、いっそ醜く執着する気持...

永久的

人間というものは不安だからなのか、永久的なものを求めてしまうと思う。   永久的であるということと、不変であることはイコールではなくて、東洋では「変化」こそ永久的であると捉える傾向がある。中国の革命思想ほどドラ...

過ぎ去るもの

諸行無常、という。『平家物語』の有名な冒頭にも現れる。言葉としては10代の頃から知っているし、なんとなくそうなのだろうとも思う。   最近、物事が過ぎ去るのが早いと感じる。変化も早いと感じる。これはおそらく、僕...

知りたい気持ち

ものすごく幸運なことなのだと思うが、生きることには疑問を感じても、学ぶことにはあまり疑問を感じたことが無いように思う。もちろん、下らなさを感じることが無いわけではないが、「1+1=2」ということですら難しいのだから、どん...