誰かにしかできないこと

能力から鑑みたときに、僕にしかできないことはない。「僕」に限らず、ほとんどの人間はそうだろうと思う。たいていのことは、(そのモノゴトに対して、一定の適切さを持つ範囲内であれば)誰にでもできるし、誰がやっても良い。 日々の...

不完全

人間は不完全だ、と言われることがある。生きているだけで、完全である、という人もいる。本当は、そんなことはどうでもよいのかもしれないが、少なくとも、そういう議論はある。   惑星や宇宙の勉強をしていた頃、あるいは...

三原色

色について調べている中で、なぜ原色(錐体細胞のバリエーション)が3つなのかも、奥が深いなと思った。 脊椎動物の進化でいうと、魚類・両生類・爬虫類・鳥類は色覚の基礎となる錐体細胞を4種類、持っている種が多いそう。つまり(人...

RGBとCMYK

何かが赤く見えるというのは、赤(と人間が呼んでいる)色の波長の光が目に入ってきていて、その光に対して、網膜の中心部付近に分布する錐体細胞が反応して、脳に信号が送られた状態である。赤錐体は、赤色の波長の光に強く反応するタン...

喪失感

「なくてはならないもの」というものは、世の中には無いと思っているけれど、愛着であったり、執着であったりといったものはあると思っている。 あるときには気付かないけれど、無くなったときにその存在を感じるものは、愛着もしくは執...

チェーンスモーク

「チェーンスモーク」という言葉があるらしい。吸いかけのタバコの火で、次のタバコに火を点けることを表現していて、ヘビースモーカーのことを指すらしい。 僕自身はタバコを吸わないので、この言葉は最近、初めて知ったのだが、どんな...

惑星科学

元々、大学の専攻に惑星科学を選ぼうと思ったのは、「僕が生きている」という現象の必然性が、中学生や高校生の自分には、頭で考えてもわからなかったからだった。 自分に生きている価値があるとは思えなかったし、少なくとも、もちろん...