時間

結局、物事というのは時間をかけただけしか深まっていかない、と思う。一方で、時間をかけていくことで、すぐにではないが、少しずつ深まっていくものだと思う。 勝負ということになると難しいけれど、自分の中ではどこまでも深まってい...

自然犯

自然に、という表現が難しいが、自然にそれは良くないと感じる犯罪は自然犯と分類される。殺人や窃盗、放火などがこれに当たるとされる。わかりやすく他人の生命や物品を損なうということかもしれない。 自然犯でない犯罪は、法定犯とさ...

違和感

自分がどう生きたいのか、という問題について、「こうである」という答えを出すことは僕にはすごく難しく感じる。一方で、「これは違う感じがする」と感じることはあって、ただ、それが何故なのかと聞かれると、それはそれで難しい。 違...

大局

素朴な話なのだけれど、遠くにあるもののことはわかるのに、近くにあるもののことはわからない、ということがある。そして、人間というのは、近くにあるものに関心を寄せる生き物だと思う。 「冬になれば、どんな星座が夜空に見えるのか...

慣性

物体に慣性があるように、感情にも慣性があると思う。慣性というのは、ここでは一旦、「車は急に止まれない」みたいな話だと思ってもらえると良いと思う。通常、運動している物体は運動エネルギーを持っていて、何かしらの力を加えないと...

実在

普段はそれほど意識しないけれど、生きることは確かに辛いというか、哀しいというか、そういうことを感じることがある。 それぞれがそれぞれに生きていて、互いに主張があって、何かしらの希望を求めて生きようとしている。そういうこと...

自分

人間には「自我」というものがあって、基本的には自分の思い通りにしたいと思うものだと思う。眠いと思っている時に起こされるとイライラしたり、作業や順序を邪魔されてケンカをしたり、といった感じで、衝突することも多いだろう。 「...

考える

考える、という行為を考えた際に、普通は何か対象や目的があって、それが解決されればうまく考えられたということになるし、解決されなければ考えるという行為として不備があった、ということになると思う。 例えば、テストの点数であっ...

綺麗な世界

加藤一二三は少年時代にある観戦記を読んで、「将棋には巧い手、いい手というものがあって、いい手を差し続けていけば成功するものなのだ」と受け止め、それが将棋観に影響を与えたという。 また、将棋を始めた頃に詰将棋の本を読んで、...

自分の眼

自分の眼で見ることは想像以上に難しいと思う。わかりやすい例で言うと、噂を信じてしまう、噂で印象を持ってしまう、他者の評価をそのまま受け止めてしまうといったことはあまりポジティブではないが、やってしまいがちだと思う。 もち...