積木

正義は、積み上げられた積み木の、パーツのどれか1つのようなものだと思う。 例えば、積み木でお城を作ったとして、その1番上にはある「積み木」がある。それを掲げて、人は「これが正義だ」と言う。あなたもこの「積み木」を積みなさ...

文章

いつもそうしているわけでもないし、それでうまくいっているというわけでもないのだけれど、なんとなく、書きやすい文章の書き方というものがある。   僕は基本的には、ざっくりと物事を理解する方が得意で、イメージや図解...

期待

期待を裏切られた時、人は憤る。「憤る」というより、怒り散らす、当たり散らすという表現の方が実際には近いかもしれない。 人(人に限らず、あらゆる生き物)はそれぞれが必死に生きていて、どうにか今を過ごしていると思う。これは別...

居場所

人がそこを「居場所」だと思うのは、どうしてだろう。なんとなく、居場所を求めている人はたくさんいるなと感じるのだけれど、どうあれば、そこが居場所だと思うのだろう。 「お友達」や「仲良し」という言葉を使う人の感覚も、僕にはよ...

役割

誰でもそうなのかもしれないけれど、僕は誰かと深い関係を築くのが苦手だという意識が強い。深い、もそうだし、ほとんどの人とは長い関係を築けない。 コンサルティングの仕事をしていた頃は、いわゆるリピートをもらうことも苦手で、だ...

外側

外側があるとは知っていても、そう簡単に外側を意識することはできない。それと同時に、外側を知ることが幸せというわけでもない。人間は誰しも、内側に生きている。 井の中の蛙、とはよく言ったものだけれど、そう考えている誰かもまた...

マッチ

僕が子どもの頃、多くの飲食店、喫茶店はもちろん、寿司屋や焼肉屋、居酒屋やスナックなどにはマッチが置いてあった。店名や住所、電話番号などが書いてあって、箱の大きさや形は意外といろいろあって、持ち手は木のものもあれば、紙のも...

分布

人間の存在であったり、言葉であったりは、だんだん曖昧になっているように感じる。曖昧というよりは、点だったものが分布になっているという方が近いかもしれない。 僕は元々、多面的な存在というイメージを人間に持っていて、例えば、...

現実

「教育現実」という言葉がある。教育の場において現実とされる概念世界、というくらいの意味だとなんとなく理解している。社会において現実とされる概念世界である「社会現実」に対して、その言葉が使われるらしい。 例えば、死や老い、...

嘘つき

僕は、嘘は必ずしも悪いことだとは思わないし、むしろ生きていくためには多少の嘘は必要だと思っている。僕自身で言えば、嘘をつかない日はおそらく無いのではないだろうかと思う。 「元気?」と聞かれれば多少不調を感じていても「元気...