エッセイ 憤り Posted on 2020年9月2日 by 瑞月 幼い頃は、自分の目に見えること、自分の感じることでしか世界を理解できず、世界に何かを働きかけることができると思っている一方で、臆病で、むやみやたらと攻撃的で人を傷つけていたと思う。今もやはり人といると、そういうことをして...
エッセイ 健やかさ Posted on 2020年8月20日 by 瑞月 健やかに生きるということは例えば、きちんと睡眠を取り、ちゃんとした食事をして、適度に身体を動かし、知恵を求めて、なるべく簡素で清潔にして、欲を薄くして過ごすことだと思う。 人間には自分というものがあって、これがいろいろな...
エッセイ 均衡点 Posted on 2020年8月11日 by 瑞月 僕たちが今、そうだと感じていることは、基本的には現時点での均衡だと思う。人間関係にしても、ビジネスの競争優位(あるいは劣位)にしても、世の中の価値観にしても、国際政治にしても、様々なバランスによって、今の状態(均衡点)の...
エッセイ 価値観の集合と選択 Posted on 2020年8月4日 by 瑞月 社会というのか、集団というのか、そういうもので生きる以上、それを成立させる秩序が必要だと思う。『CODE』の中で著者のローレンス・レッシグは、以下のように記している。 ふつうは、競合する価値観集合を記述して、その中でどう...
エッセイ 今日を生きる方法 Posted on 2020年7月28日 by 瑞月 生きていると不安を感じる。今日を大切にしよう、と言われても、そんなことはできないと感じる。 「今日が人生最後の日だと思って生きる」、という言葉があるけれど、それは「逆」だとピーター・ティールは説いている。 ...
エッセイ 単純さ Posted on 2020年7月26日 by 瑞月 単純であることは、幸せなのではないかと思っている。何に単純さを感じるかは人それぞれだと思うけれど、その人にとって単純なことは幸せに繋がっているように思う。 僕の場合、大切な人といる時間も大切だけれど、1人で...
エッセイ 意味の問題 Posted on 2020年7月24日 by 瑞月 世の中のほとんどの問題、おそらくはすべての問題は、「意味はわからないけれど、解くことはできる」というものだと思う。 僕は意味という問題にはそれなりに興味があって、意味であったり本質であったりを考えることが好きだと思う。一...
エッセイ 善悪 Posted on 2020年7月10日 by 瑞月 僕は人には優しくあれた方が良いし、人を殺したり、自殺をしたりということは、とりあえずは調和的でないと思っている。人が悲しむということ、人が死ぬということは、やはり何かを喪う感じがする。 なぜ人を殺してはいけ...
エッセイ 交わること、触れること Posted on 2020年6月25日 by 瑞月 生きているといろいろな人や物事に出会うけれど、出会ったとしても、ほとんどは(あるいはもしかしたら、すべては)流れていく。そんなことは当たり前だと思うかもしれないが、なにかと交わってしまった時、触れてしまった時にこそ、いか...
エッセイ アンコンシャス Posted on 2020年6月17日 by 瑞月 アンコンシャス・バイアスというのはアンコンシャスなのだから、気付けないということだ。「あなたはわかっていない」という批判は、アンコンシャスであることにアンコンシャスである、という構造を孕んでいる。 一方で、...